赤ちゃんを災害から守るために準備しておきたいアイテム~熊本地震を経験した私からのメッセージ~

熊本地震から2年が経ちました。震災を経験し強く感じたこと、学んだことはたくさんありますが、

その中で今回は

『災害に対して日ごろから私たち親に出来る備え』

について綴りたいと思います。災害はいつ、どのような状況で起こるかわかりません。最低限準備をしておくことで、助かる可能性が高くなります。大切な「いのち」を守る為に、巨大な力をもつ自然に対し微力な私たちにでも出来る「備え」をしておきましょう。

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子どもを守るために最低限、常に持ち歩くべきアイテム12選

子を想う親としては、持てる物すべて持ち運んで、とにかくわが子を守りたい。と、そう思いますよね。

しかし、アイテムはあればあるほど便利ですが、荷物が多くなると重さも加わり、移動などが大変です。また災害時、自分以外に子どもを守れる人がいるとは限りません。「一人で守る」ことを前提に考えると・・・やはりどうしても一人では限界があります。そこで、今回は実際に

「これは便利だった」

・・・というよりも

「無ければ困る(困った)」というアイテムを12点選びました。

  1. 母子手帳・保険証・お薬手帳
  2. オムツ(1日分)
  3. 衣類(上下2セット、肌着3枚)
  4. お尻ふき(ウェットティッシュ)
  5. 現金
  6. スマホ
  7. スマホの充電器
  8. ホイッスルや防犯ブザー
  9. 懐中電灯(手で回したら充電できるもの)
  10. ハンカチタオル
  11. ごみ袋
  12. 飲料水(ペットボトル)

こちらは震災後から常に、いつも使用しているマザーズリュックに入れています。非常事態に対応できるよう、常に持ち歩いています。以下で1つずつ情報を補足させていただきますね

1:母子手帳・保険証・お薬手帳

赤ちゃんの記録や予防接種の情報が記載されていますので、必ず持ち運びましょう。また、医療機関にかかる際には健康保険証が必要です。災害時にはただでさえ医療機関がパンク状態になります。診察を少しでもスムーズに行うために必ず持っておくようにしましょう。お薬手帳はケースに入れ、かかりつけの病院の診察券をセットしておくと便利です。

2:オムツ(1日分)

かさばりますがオムツは多めに持っているに越したことはありません。最低でも一日分は準備しておきます

3:衣類(上下2セット、肌着3枚)

災害時ケガをする可能性があります。また、断水になる可能性もありお風呂に入れなくなる場合もあります。着替えがあるだけで清潔面でも、安全面でも、精神面でもずいぶんと助かります。出来れば着脱しやすいもの、動きやすいものにしましょう。

4:お尻ふき(ウェットティッシュ)

清潔綿や綿棒、アルコール除菌ティッシュなどがあるとより便利ですが、お尻ふきはとにかく、とても重宝します。赤ちゃんのお尻を拭くだけでなく、入浴できない時などに手や身体を拭く際など、多方面で活躍しました。

5:現金

災害時は停電のためATMが使用できなくなる場合もあります。また、ATMまで行けないことも。そのため普段から少し余分に現金を持っておくことをおすすめします。

6:スマホ

連絡を取る為、また災害時何よりも大切な「情報」を入手するためにも、スマホや携帯電話は必須です

7:スマホの充電器

スマホの充電がきれてしまうと、外との連絡が途絶えてしまいます。停電中はもちろん使用できませんが、持っていて損はないです。また、現在は手回しで充電できる上にスマホの充電器にもなるラジオや懐中電灯もあります。

8:ホイッスルや防犯ブザー

災害で建物が崩壊し、中に取り残された場合、外に自分や取り残された人の存在を知らせる必要があります。また、災害時・災害後は悲しいことですが犯罪やトラブルに巻き込まれることも多いです。災害時、そして災害後に起こりうるトラブルの際など。貴重な体力を出来る限り温存し、尚且つ効率よく周囲へ知らせるために、ホイッスルや防犯ブザーは持っておくことをおすすめします。。

9:懐中電灯(手で回したら充電できるもの)

災害が起きた時の夜は、家の中も外も真っ暗です。全くと言っていいほど見えませんでした。地震で傷ついた道路につまずいたりなど危険ですので、持っておくことをおすすめします。軽くて小さな、手回し式のものが便利です。

10:ハンカチタオル

火災などの煙やホコリから守るための、マスクの代用になります。ケガをした際にも使います。

11:ごみ袋(手提げ式)

オムツなどのごみ袋に使うのはもちろん、非常時にはハンカチタオルなどの布を中に入れ、ごみ袋を切り、手提げの部分を結んで簡易的なおむつとして使うことも可能です。

12:飲料水(ペットボトル)

移動するのに重いのでリュックで持ち運ぶ飲料水は小さなサイズのペットボトルでもいいと思います。一本入れてあると、虫刺されや急なケガの際の消毒がわりにもなります。

 

家庭に常備しておきたい避難・防災アイテム8選

  1. ベビーフード・保存食
  2. オムツ
  3. 衣類
  4. 抱っこひも
  5. お尻ふき(ウェットティッシュ)
  6. アルコール除菌ティッシュ
  7. 爪切り
  8. バスタオル

衣類などそれぞれ3日分ずつ~用意しておくと心強いです。

1:ベビーフード・保存食

レトルトパックや瓶入りのものを入れておくと安心です。私は災害当時、離乳食については「手作り」にこだわりすぎていた為ストックを持っていませんでした。被害を受け、ガスも電気もとまり、水も出なくなりました。

そんな何もない中で息子の命を救ってくれたのは、友人が送ってくれた市販のベビーフードです。種類によっては、ごはんとおかずがセットになっており小さなさじもついている便利なものもあります。

※離乳食がまだの場合で母乳で育てている方も、ミルクを準備しておくことをおすすめします。私は災害時ストレスでしばらく母乳がほとんど出ませんでした。キューブタイプのミルクや分包のものだとかさばらず持ち運びも便利です。

2:オムツ

災害時は沐浴・入浴もできなくなる可能性が高いです。そのため皮膚を清潔に保つことが非常に難しくなります。少しでも衛生的に過ごすため出来るだけ多めに準備しておきたいものです

※ストックしているオムツは定期的にサイズをチェックしましょう。

3:衣類

出来れば3セットほど用意しておくと安心です。服はかさばるのでたくさん用意するのが困難な場合は肌着を多めに用意しておくと便利です。夏に限らず、身体を保護するために長袖・長ズボンも用意されているといいですね

4:抱っこひも

避難する際にベビーカーは不向きです。しっかり支えて守るため抱っこひもを持っておくことを強く推奨します。

5:お尻ふき(ウェットティッシュ)

重複しますが、お尻ふきは赤ちゃんのお尻を拭くだけでなく、入浴できない時などに手や身体を拭く際にも重宝しました。清潔を守るためにお尻ふきは必須です

6:アルコール除菌ティッシュ

消毒が必要な際に使います。水が使えない時は手洗いの代わりに使用しました。

7:爪切り

赤ちゃんの爪は伸びるのがとにかく早いです。顔や目の保護、ケガの予防のためにも準備しておきたいものです。

8:バスタオル

意外と便利だったのがバスタオルです。おくるみの代わりにも、授乳ケープの代わりにも、お昼寝の時の掛布団にもなりました。

 

震災時はとにかく、逃げられるタイミングを計り、

迅速に動かなければなりません。

 

すぐに持ち運べるように、まとめて避難用の袋やリュックサック等に入れておくと便利です。

避難・防災アイテムは枕元や、玄関の「近く」に置くべし

 

最優先したい荷物はリュックに入れ、常に持ち運びます

夜間は決まった場所に置き、できればすぐに行動できるよう枕元や寝室など出来る限り自分の近くに置いておくことをおすすめします。眼鏡なども同じく、すぐに装着できるよう身近に置いておきましょう。

その他の避難・防災アイテムは、玄関の近くで目の届く場所まとめて置いておくと運びやすいです。

ただ、「玄関に」置くことはおすすめできません

避難・防災アイテムも含め荷物を玄関に置くべきでない理由

熊本地震の余震・本震ともに、私は主人の実家(一軒家)に居ました。余震の時は一階で歯磨きをしていました。

ドンッ!と不気味な音がしたかと思うと、家が大きく揺れだしました。ガタンガタンと家具が揺れ落ちる中、必死に一階の寝室にいた息子(当時生後7か月)のところへ向かい抱き上げて外へ出ました。

夜はそのまま車内で過ごし、眠れぬまま怯えながらわが子を抱きしめていました。

翌日、主人の祖母を実家に避難させ、私たち夫婦と息子は二階で寝ることになりました。そして、

 

本震」に遭遇します。

二階でのとてつもなく大きな揺れ。立ち上がることすら難しく、真っ暗な中で新たに荷物を用意し避難するなど、とても出来ませんでした。枕元に置いていた眼鏡が無事だったことと、リュックもそばに置いていたことが幸いでした。

重くて大きなタンスも、おもちゃのように倒れます。冷静にどころか大きすぎる揺れの中で身動きもできず、ただただ床に伏せ子どもを包むように抱き、揺れがおさまるのを待ちました。

かといってその場に静止することも困難な状況で、いくら力を込めてもふるい落とされるかのように大きく、大きく揺れました。揺れが小さくなってからは怖くて主人や家族の名前を叫びながら必死に階段を下りました。

震災当時は真夜中。家も外も真っ暗です。家具やインテリアの植木でぐちゃぐちゃになった足元につまずきながらなんとか玄関までたどり着きますが、玄関も荷物はバラバラに散らかっており、また祖母は「靴がない!」と慌てながら必死に靴を探していて。(パニックになっていて)結局みんなが玄関で立ち止まってしまうことになります。

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何度も何度も声をかけ合い、みんなで手を取りながらやっとで脱出しました。

命からがらとはこの事。運よく家族全員無事でしたが、今思い返してもとても恐ろしい嘘のような「現実」でした。

 

経験のない中で実際に大きな災害に遭遇した際に「冷静に、迅速に動く」というのは非常に難しいです。

だからこそ、パニックに陥った中でもなるべく的確に、迅速に滞りなく動くために。

「もしもの時」の自分や守るべき家族のために。

日ごろから荷物はまとめて、玄関ではなくその近くに、場所を決めて置いておくことをおすすめします。避難経路は家でも考えておき、その動線にはなるべく荷物を置かないでおくこと。それだけでよりスムーズに避難できます。

ここまで、

『災害に備えて日ごろから私たち親に出来ること』として避難・防災におすすめのアイテムやアイテムを置くおすすめの場所をお伝えしましたが、何よりも

最優先すべきは

あなたと、

大切なご家族のです。

最低限の荷物を持ったら、あとはまずとにかく「安全な場所へ逃げて」くださいね!

 

この、「最低限の荷物」の準備を、是非

無事に過ごせている」のうちに。

出来るだけ早いうちに、行ないましょう。

 

・・・実際に起きてみないと、どうしても自分に起こりうることだと感じにくいですよね・・・。

でも、残念ですが災害に遭う確率、可能性は、

ゼロではないのです。

災害に遭遇しないことがいちばんですが、冒頭に書いたようにいつ、どこで巻き込まれるかわかりません。時に恐ろしく巨大な自然の力に、真向勝負で勝ることは困難です。しかし、幸いにして私たちは知恵と工夫という自然の力にも劣らない最強の武器を持っています。

私たちの持っている知恵と工夫という力を最大限に活かして、

大切なご自分のいのちと、

愛するわが子の命を守りましょう。

あなたへのメッセージ

今回、この体験談を通して私があなたにお伝えしたかった事。それは

  • 災害は、きっとあなたが思うよりも、もっとずっと身近に存在するということ
  • もしもの時に「備える」だけで、大切な命を守れる可能性が高くなるということ

そして

もし、災害に遭遇してしまった際でもとにかく

あなたと、あなたの大切な赤ちゃんにまずは

生きてほしい。生き抜いてほしい。

避難生活を強いられる場合にもあらかじめ備えておくことで

出来るだけ不自由のないように生きてほしい。

 

という思いで、書かせていただきました。

一度準備さえしておけばあとは(着替えやおむつのサイズに変更があったり、保存食の賞味期限のチェックも必要なため)定期的にチェックを行うだけで、災害への漠然とした不安を削ることができます。

不安を削ることができるだけでなく、「備える」という行動を起こすだけで、「その時」に対してのイメージが具体的に出来るようになっていきます。(災害に対して潜在的に心の準備が整います)

すると、仮に「その時」が来てしまった場合に

パニックに陥ったあなたの心を、あなた自身の頭と身体が力強く「その時のベストな判断・行動」へ引っ張りあげ、導いてくれるのです。

どうか、ほんの少しの時間と手間を使い、

「最低限の準備」をするという

行動を起こしてください。

ほんの少し。

たった少しのひと手間で、大切なあなたの未来が

大切なあなたの赤ちゃんが

守られるかもしれないのです。

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ABOUTこの記事をかいた人

初めまして(*´▽`*)このブログを書いているのは、熊本の小さなアパートに住む普通のママです。基本的に、気になることや面白いこと、役立つことなどを書いていきます。このブログのコンセプトは、大切な家族を想う、パパやママのための記事作りになっています。どうぞ、お付き合い下さいませ(*´▽`*)