「1歳まではよく寝てたのに…。」
「いやあ、うちの子はずっと寝ないよ…(トホホ…)」
なんて会話をよく聴きます。
ねちたろ
わが家も長男は1歳過ぎたあたりからずっと、夜なかなか眠れず、一時期は癇癪にいいからと「漢方薬」を処方してもらったほどでした。
ねちたろ
日々の寝不足が重なっていっぱいいっぱいになり、親子で泣いた夜もありました。
そんなわが家を救ってくれた、意外と知られていない「夜寝ない2歳の子供に対する効果抜群の対策方法!」をご紹介します(`・ω・´)ゞ
ねちたろ
もくじ
①よく言われている2歳が夜寝ない原因と対策方法
まずは、これまでに相談した保育園の先生からいただいた助言をもとに、実際に試した対策方法についての体験談をご紹介します(`・ω・´)ゞ
1.子供に体力が付いてきている=日中に運動させよう!
「2歳となれば、赤ちゃんの頃と違ってめきめきと体力(スタミナ)が付いてきます。その分、起きていられる時間も長くなりますので、夜寝ない場合は、その子にとってまだまだ「運動不足」なのかも。日中の活動量を増やしていく必要があります。家での遊びでは物足りないのかもしれません。公園で遊ばせてみてはいかがでしょうか。」
という事で。わが家はしばらく保育園が終わってから公園で遊ばせて、帰宅することになりました。しかし…。
寝ません。(´◉◞౪◟◉)何故―――
ねちたろ
2.一日の生活リズムが崩れている=規則正しい生活を送ろう!
「日中の生活リズムが崩れているもしくは親のペースに合っている場合、子どもの発達に合わせてあげる必要があります。」
- 朝は7時までに起床しましょう
- 朝ご飯は必ず食べましょう
- 休日、家でもお昼寝はさせましょう
(※保育園では寝るのに、うちではなかなか寝たがらない子でした) - 夕方以降寝せてはいけません(眠くなっていても起こしてあげましょう)
- 遅くても20時までには寝かしつけましょう
上記のアドバイスをいただきましたが。この遂行がなかなか大変でした。
朝から夕方4時過ぎまでパートをしつつ、5時ごろお迎え後に公園へ行き、帰ってから急いでご飯、寝る2時間前にはお風呂に入れて、下の子(0歳)を見つつの20時までに寝かしつけ…。
(わが家もいわゆるワンオペ育児なので尚更しんどかったです。)
いや、んもう…ね。
過酷(´◉◞౪◟◉)無理ゲー
ねちたろ
3.その子にとって昼寝が長い(保育園に相談)
それでもなかなか眠れないので、保育園の先生に相談したところ、「園では3時間寝ますけどね…」と解答。「2時間で切り上げてみましょうか」との提案があり実行していただくことになったのですが…。
全く…変化なし。(´◉◞౪◟◉)なんでやね―――ん
夜眠れない日がこうも続いていくと…。長男も不機嫌になりやすかったり、体調も崩れやすくなったり。それに対して私も優しくできなくなったりと、余計にお互いどんどん辛くなっていってしまいます。
ねちたろ
ついに、小児科に相談。「癇癪にいい」という漢方薬が処方されるようになりました。
それでも…寝ないんです。
他にも、
- 19時にはお部屋を暗くする
- 寝る前にマッサージしてあげる
- ルーティーン(絵本を読んで、寝るという一連の流れ)を作る
- オルゴールを聴かせてみる
- 温かい牛乳を飲ませてから歯磨きして寝る
などなど、いくつも検索しては試してみました。
ねちたろ
こんなに頑張っても頑張っても、なかなか抜けられなかったトンネル。ある日とっても意外な出会いから、するりと抜け出せたのです。
②体験からわかったこどもが夜「眠れない」意外な原因と具体的な対策方法
我が家の子供たちはみんな、私に体質が似て「アレルギー体質」なんです。(ごめんよ息子たち…)
年中鼻水は出るし、すぐに肌も荒れてしまいます。
こうしてアレルギー薬を処方されることもあったので、それによる(副作用)眠気でちょっとは眠れるかな…なんて感じたことはあったのですが。そんな小手先のことではなく。小児科の先生に相談したことをきっかけに、もっともっと大事なことにようやく気づきました。
意外な原因1.アレルギー性鼻炎や風邪など、体調が悪いと眠れない
そう。思い出せば私自身も小さい頃夜なかなか眠れませんでした。(今も鼻づまりで眠れないw)
鼻をかんで寝ても、その後また出て来たり。夜は身体を横にするので喉まで鼻水が下がって来たり、ズルズルと鼻の中で貯まって気持ち悪かったりして眠れないのです。
体調が悪いとますますイライラして、眠りづらいですよね…。
- 鼻炎の治療に努める(処方薬を飲む)
- 鼻炎が起きにくい環境を整える(掃除を頑張るなど)
- 私の経験上、体力をつけるとアレルギーも出にくくなるので、出来る時には身体を使った遊びをする
(無理はしない&させない) - 体調が崩れてきたと思ったら早期発見!早期治療!
- 鼻水は睡眠の敵&体調不良を助長させるので、吸引機でガッツリ取る。
因みに吸引機は、わが家は「スマイルキュート」というアイテムを愛用しています。
1万円ちょいかかるので、最初は高いかな…とためらいましたが。結果買って大正解です。
あの時2歳だった息子も今4歳になりますが、毎年子どもたちは(特に秋から冬の夜間)スマイルキュートにお世話になっています。鼻水を取ってもらうためだけに病院へ行く…なんて手間も時間も不安も全部省いてくれます。
あとまた昨日の夜鼻づまりで寝づらそうで手動吸引機使ったけど全然ダメで、結局電動吸引機ポチりました。メルシーポットと悩んだけど、洗浄が楽らしいので、スマイルキュートにした、楽天ポイント使って1万ちょっと。高いけど子供の為だ…😂
— りりち( ・ω・)2m (@crr_iii) October 21, 2019
【買って良かった育児グッズ②】
電動鼻水吸引器。私の中で間違いなく上位ランクイン。1万5千円近くした気がするけど、全く後悔無し。口で吸うタイプは親が苦しいし、時間かかるから子どももかわいそうだし、親も風邪うつって良いこと無しだった。。ちなみにスマイルキュート愛用中— おはむ (@shimashiman0te) October 23, 2019
意外な原因2.アトピー性皮膚炎など、皮膚トラブルで痒くて眠れない
こちらも、同じくアレルギー体質が故のトラブル。乾燥肌で、荒れやすいのです。「荒れる」というとひどく赤くなったイメージが浮かびますが。見た目はそんなにひどく見えなくても、カサカサしているだけで痒くて眠れないといった場合があります。
実は私も、受診するまで気づかなかったのですが、子どもたちの肌は「乾燥」していたそうです。保湿クリームも毎晩しっかり塗っていた「つもり」でしたが、医師によればまだまだ足りていない状態だったそうです。
- 部屋の温度や湿度、布団の肌触りに気を配る
(汗や湿疹のもとを取り除く為です) - 保湿クリームは、塗った後ティッシュペーパーがくっつくくらいに塗る
周囲に
「ベタベタしてる」
「ちょっと塗りすぎじゃない?」と言われたら合格と言われましたw
意外な原因3.赤ちゃん返り
実は、息子が2歳1ヶ月の時に弟が産まれたのです。赤ちゃん返りのひとつかもね、と言われハッとしました。
まだ2歳なりたて(生まれてまだ2年)の時に、ガラリと環境が変わってしまうのですから。そりゃなれるまで眠れなかったりなんたりしますよね。
ねちたろ
- 毎晩寝る前に「生まれてくれてありがとう」と伝える
- 親である自分自身がいっぱいいっぱいになりそうになったら
「赤ちゃん返りか!」とか
「なんていったってまだ2歳だもんね」
「そうきたかー!面白い!」
とわざと独り言を言ってみる
寝ないこどもに対して対応する、と構えてしまうよりも自分自身に「この子も私も頑張ってるなー」って自覚させる方が意外と効果的でした。
意外な原因4.本人の性格(個性・気質)
我が家は有り難いことに命に恵まれ、息子が3人に増えましたが。
the十人十色。(´◉◞౪◟◉)
同じ親から生まれ、同じ「男の子」という性別なのですが。
まーそれぞれ個性も違えば性格・気質が違いまくりですw
「寝る子は育つが誰だって寝れない時もある」
ねちたろ
そう考えると、はるかに楽になりました。
- 甘えん坊な子=ひたすら甘えさせる(抱っこ、おんぶ、手遊びなど)
- 神経質で音に敏感な子=夜は静かに過ごす
- 感受性が豊かな子=ママがリラックスできる環境を作る
(アロマを焚く、ハーブティーを飲むなどあなたに合ったあなたが好きな方法でご自身を癒してください♪)
夜寝ない2歳の子供の意外な原因まとめ
渦中でもがいているとどんどん
- 何で寝ないの?
- どうしたらいいの?
- 私が未熟だから…
とマイナスに考えるようになってしまいがちです。
それに加えて例えば理解の無い周囲が
- 寝かせろ
- うるさい
- 発達に問題があるんじゃないか
- 夜寝ないと将来○○になる
などなど言おうもんなら、
毎日寝不足&子供を誰よりも思い心配している&毎日ひたすら努力している母ちゃんの心は
ズッタズタですよね。(´◉◞౪◟◉)
ぽん
わかります。本当に。よく頑張りましたね…。(´;ω;`)
私自身も2歳の息子と向き合って一喜一憂しながら一緒に試行錯誤した結果、やはりこどもは「寝ない」んじゃなくて「眠れない」んだな。という事がわかり、それまで追いつめられていた心がスッと楽になりました。
そして、意外な原因と、対策方法がわかったのです。
意外な原因は、上記をまとめると
- 体調不良
- 時期・環境(赤ちゃん返り)
- 気質(個性・性格)
でしたね。では、これに対して寝かしつける側がいっぱいいっぱいになった際の対処法をご紹介します。
親子で眠れず親の方がいっぱいいっぱいになった時の対処法
寝かしつけも頼れる人にどんどん頼る!
寝かしつけ(というか育児全般)=基本的に母親の仕事
というイメージがまだまだ根強い日本ですが。じゃあママが他の人に頼むことは「いけないこと」でしょうか。いえ、決して「育児放棄」でも「甘え」でも「なまけ」でもありません。ママが笑顔で、元気でないと子供も家庭もすぐに壊れてしまいます。
ただでさえ過酷な毎日を送るママにとって、今必要なのは「休む」ことです。「託す」という選択肢を見つけて、パートナーや頼れる親族にお願いしましょう。
そして、しっかりガッツリ、休んでください☆
ママが先に寝てしまう
寝る環境を整えて、安全を確保したら。
「寝るよ~」と子どもを抱きしめてねんねします。それから、泣いたりなんたりあると思いますが、寝てしまえるなら、そのまま寝て大丈夫です。この時、頭の中で「泣かせてごめんね」「めっちゃ泣いてる」「私って悪い母親…」など考える必要はありません。
「泣きたいよなぁ」「眠いのに眠れないんだよねぇ」「ママがいるから大丈夫だよ」「私もそうだったんだろうなぁ」などゆっくりと感じてみてください。
ねちたろ
弱音は吐いていいんです!自分の状況は周囲にどんどん発信すべき理由
ひとりで抱え込んで、ため込んで追い詰められ自分を見失うよりも、はるかにいいです!というか、ストレスはじゃんじゃん発散させましょう。そして早く問題を解決させましょう。
ただ、聴いてもらう相手は選ぶ必要があります。
理解ある保育士さんや、理解ある先輩ママに話すと元気をもらえるばかりでなく、とても有益な情報を得られる場合もありますよ♪
無理―!って思ったら泣いたっていいんです。
ひとりで頑張る必要はありません。子育ては「みんなで」していきましょう(*´▽`*)
夜寝ない2歳の子供の意外な原因と効果抜群の対策方法!【体験談】まとめ
2歳の時全く眠れなかった息子は4歳の今、「あんなに寝なかったのに」と不思議に思うほど眠れるようになりました。とはいっても、もともとちょっぴり敏感な子で夜中に1回か2回起きる時もあります。
しかし、たいてい原因は
- 体調不良
- 怖い夢を見た
のどちらかなのですぐにまた眠れます。
いつかまた親子で眠れる「その日」はやってきます。
まずは何よりも一番にご自身を労わりながら、色々な対策を試してみてくださいね♪応援しています(*´▽`*)