切迫早産で自宅安静の指示が出てしまった&ほんとうに心身きつくて動きたくても動けない!
でも、上の子たちをなんとかお風呂に入れてあげたいのだ・・・・・。
そんな一生懸命なママへ。
今回は、切迫早産で「自宅安静」となった場合に、上の子のお風呂はどうするかについて
- 【体験談】ねちたろ一家の場合の「上の子お風呂事情」
- 体験を通して知り得た、上の子をお風呂に入れてあげるための3つの方法
- 一生懸命なママが、忘れがちだけれど、大事なこと。
をご紹介します(`・ω・´)ゞ
もくじ
1.【体験談】切迫早産/自宅安静/上の子のお風呂はどうする問題勃発!
妊娠5ヶ月を過ぎてから、お腹が張りやすく、7ヶ月に突入してからも「切迫早産」だからなるべく安静にするようにと言われました。しかし、上の子がいると「安静に」なんて難しいのが現実です。そしてついに、8ヶ月に入った時、子宮頚管が2.0cmになってしまい「自宅安静」の指示が出てしまったのです。
我が家(筆者)のケース「うちはこんな状況でした」
- 家族:旦那さん/私/長男(3)/次男(1)の4人暮らし【日中:子供は二人とも保育園】
- 旦那さん:朝7時半までには出勤/帰宅は22時から23時
- 自分:【3人目妊娠中】ワンオペ育児&日中はパートで働いていたが切迫早産で自宅安静になる
- 自分の実家:距離的にも遠い/父は働いていて母は病気を抱えており自宅療養中
- 旦那さんのご実家:ご両親共働き
「自宅安静と言われても…」私しかいない、他にはいないと思い無理をしていた日々
医師からは「安静」と言われても。実際上の子たちのご飯やお風呂は欠かせないもの。私がしてあげないと子どもたちが大変な目に遭う。親だから私が守らなきゃ。頑張らなきゃ。
と思い、日々「できるだけ休み(休憩を挟み)ながら」育児&家事をしていました。自覚としてはまだまだ動けるつもりでいたので、休んでいるつもりで無理を重ねていってしまいました。
その結果、ある時から体調がガタガタと崩れ落ちるのです。ある朝、起き上がるとめまいと頭痛に襲われました。冷えピタを貼り、立ち上がりますがお腹がカチンカチンに張り、動こうにも動けないのです。
(念のため産婦人科を受診しましたが、血圧などについては問題ありませんでした。)
しばらく横になって休むとまあまあ回復するのですが、トイレに立とうとするだけでも再び張ります。上の子のお風呂はもちろん、ご飯作りも、保育園への送迎も出来なくなってしまいました…。
【切迫早産/自宅安静】上の子をお風呂に入れてあげたい!こうしてなんとか乗り切った
うちの子どもたちは私に似て肌が弱く、アレルギー反応が出やすいので特に夏場は焦りました。
わが家の場合、最初は
- 旦那さんになるべく早く帰宅するよう努力してもらい、帰宅できた日には上の子たちをお風呂に入れてもらう
(が、うまくいかなくてなかなか帰れない…) - その日以外は私が上の子たちをお風呂に入れる
(とてつもなく体力とエネルギーを消費するので自分は入らず子どもたちだけを洗ってあげる)
もしくは清拭する
という対策をしてきました。が、心身ともに限界があり、最終的には旦那さんのご両親に相談。
なかなかハードな内容ですが
- 朝は早めに準備して旦那さんが上の子たちを保育園まで送迎
- 夕方ご両親の仕事が終わってから、保育園からご両親の送迎で私と子どもたちをご実家へ送っていただき
- そのままお風呂&ご飯をお世話になり(主にじーじが上の子をお風呂に入れてくださる)
- 再びご両親に自分の家へ送迎してもらって帰宅
- 就寝準備をして
- 上の子たちを寝かしつけて保育園の準備
(体調が崩れ準備すら出来ない日も…。朝バタバタしながら旦那さんと一緒に準備します)
といった流れでお世話になることになりました…。
この時までは必死すぎて、自分ひとりではどう動けばいいのかもわからず(でも一人で抱え込もうとして)とにかく無理をしていました。
私の場合、たまたま上の子たちが通っている保育園の先生が見かねて声をかけてくださった事がきっかけとなり、助言をいただいたり対策方法を提案していただいたりと力強くサポートしていただけたので、そこから周囲へ頼るということを学び、結果このようにして乗り越えることが出来ました。
また、有り難いことに今回は義両親の優しさに恵まれ、共働きでお忙しい中上記のようにして助けていただきました。申し訳なくてとても頼めないとおもっていたのですが…いざお願いすると太陽のように快諾してくださり、心身ともに救っていただきました。
今回の「上の子お風呂問題」で痛感したこと
今回、3人目を妊娠し、切迫早産で自宅安静となったこの貴重な体験を通して一番痛感したこと。それは、
『自分ひとりの「気力」だけじゃ、子どもの心身(命)を守れない』という事です。
幼い頃から、何事も自分で、ガッツでなんとか乗り越えてやる!的な思考がどうしても身に沁み込んでしまっていた私ですが。(苦笑)今回ばかりはそうは言っていられませんでした。
自分が無理をすることで、お腹の赤ちゃんにも上の子にも、家族にも心配をかけてしまう。また、自分が無理をしたところで、出来ることは限られている上に、リスクやデメリットの方がはるかに大きい。
また、周囲から協力を得るために発信することについても、「罪悪感」や「申し訳なさ」を感じなかなかできませんでしたが。本当に上の子やお腹の赤ちゃんを「守る」ためには、自分の心身(命)も守る努力を行動でしていかなければならないのだと感じました。
断言します。
周囲に託すこと。それは「甘え」でも「弱さ」でも、「罪」でもありません。
母として。大切な命を守るための一つの「手段」です。
2.体験を通して知り得た、上の子をお風呂に入れてあげるための3つの方法
今回この貴重な体験で学んだ「切迫早産で自宅安静中の上の子お風呂問題」についての、3つの対応方法をご紹介します(`・ω・´)ゞ
- 旦那さんに託す
- 親・義両親・きょうだい・友人に協力を依頼する
- ベビーシッターに託す
①まずはパートナー!旦那さんに託す
まずは、旦那さんに託しましょう!
早めに帰宅できるパパの場合、全力でお願いします。自分たちの大切な命です。上の子も、お腹の赤ちゃんも、ママの命も守るため、パパにひと肌脱いでいただきましょう。
これまでにもし、子どもたちとパパだけでお風呂に入ったことのないパパだった場合には、パパにとってもハードルが高く感じるかもしれないので。ママはパパのケアに配慮します。
ねちたろ
それから、目を閉じられるところは閉じてあげてください。(笑)
ぽん
②親・義両親・きょうだい・友人に協力を依頼する
パパが単身赴任中ですとか、もともと夜勤のあるお仕事ですとか。それから、ドブラック企業で定時に(上の子が起きている時間帯に)帰れない場合ですとか…。
どうしても事情があってパートナーに託せない時には、身近な家族や心を開いた友人に頼むのもひとつの手段として有効です。
ねちたろ
ママからすると、きっと
「自分のせいで…。」とか
「自分でしなきゃいけないことなのに」
「『こんな事』人に頼めないよ…」
と感じて、やっぱり自分で乗り越えなきゃ…と無理をしやすいのだと思います。
でも、上記と重複してしまうのですが。
周囲に託すことは子どもたちの命を守るための「手段」のひとつです。
(↑保育園の先生が教えてくださいました☆)
ねちたろ
今は「ありがとう!」で精一杯託して。無事に出産して落ち着いてから、また「ありがとう」の気持ちを沢山届ければそれが一番です。
③ベビーシッターに託す
大切なわが子の命を自分以外の人にゆだねるという事にも、とても勇気がいると思います。はじめて旦那さん一人に託す時も、はじめて義両親に託す時も、保育園に入園する時も…そうでしたよね。最初はドキドキするし不安も感じます…。
ベビーシッターはあなたの味方です。子供の安全を守るのがお仕事。なので、慎重にお願いすることも大切ですが、ここ!と決めたらあとは思い切って、とことんお願いしましょう。
口コミでの評判も良く、コスパも良くて。
個人的におすすめなのが「キッズライン」とういうサービスです。
ベビーシッター・家事代行に加え、「産前産後ケア」をお願いできるサービスも行われています。
キッズラインでは産前ケアや産後ケアを行う産後ドゥーラを探せます。出産前後の家事サポートや育児のお手伝いをして赤ちゃんとの新しい生活の手助けをします。ドゥーラは産前産後だけでなく、妊娠中に体調がすぐれない時や安静が必要な時にもサポートを行います。早朝や夜間の対応も可能です。
■キッズラインの口コミ
2回目のキッズライン利用。今回は僕が立ち会い。ベビーシッターさんって単にお世話するだけじゃなく、子供の成長を促したり育児のアドバイスをくれたりするんだなー。とても良い。
— Takuma Togo (@Takuma_Togo) September 24, 2019
前の家の時のお掃除をカジーに頼んでたんだけど、引越してから定期が全くマッチングしないので、キッズラインで掃除の人お願いしたら大当たり。カジーと同様の単価だけど仕上がりがプロ。その方が続ける限りお願いするつもり。カジーみたいに制約なくて連絡取りやすく、諸々話して決めるので具合良い。
— トミ子 (@tommyandlotus) September 22, 2019
今日は #キッズライン 家事代行にて‼️
リビングのお片付けをお願いしましたっ🙌ワーイ✨先週から旦那の出張が三回連続で重なり…
更に長女が水疱瘡に😱
もう私のライフはゼロ…
というわけで近場の方と予定があったので当日予約出来ました👍
来てもらうまでLINEで色々話せるのがとても良い✨
— さき🌼パーソナルスタイリスト (@saki20182020) September 18, 2019
海外では当たり前のシステムであるベビーシッター。
日本では様々な利権や思惑が絡み、なかなか進まなかったが、やっとここまで来たかという感じ。
キッズライン含めて日本でもベビーシッターさんがどんどん普及したら良いな。https://t.co/EkqD1ARc9G #幼保無償化 @KIDSLINE_Colorsより— 長谷川 豊 (@y___hasegawa) September 17, 2019
3.【頑張り屋さんのママへ】つい忘れがちだけれど、大事なこと。
お風呂は「絶対毎日入れなくちゃいけないこと」ではない
どうにかして上の子をお風呂に入れてあげないと、かわいそうだとか、申し訳ないとか。
愛情が深いほど、悔しく思うこと歯がゆく感じることは沢山あると思います。
でもどうか、もう苦しまないでください。
大丈夫。子供は強いです。一日、二日入らなくても香りだってフレッシュだし今すぐに病気になるとか、発達や心身に影響が出るとか。そんな心配も要りません。
必ずしも毎日お風呂に入れなくても、「清拭」したりとか、保湿に気をつけるとか出来ることは他にもあります♪
頑張って気力でどうにか乗り切る(ご自身で上の子を毎日お風呂に入れる)のではなく。
お願いできることは周囲に託して、ご自身とお腹の赤ちゃんのことを守りましょう。
子育ては「みんなで」していくもの
私自身、保育園の先生からいただいて涙したお言葉です。
「辛かったですね、お母さん。子育てはお母さんひとりがするものではないのですよ。」
「みんなで、子育てしていきましょう。」
私が今、きっと悩んで迷って苦しんでいるあなたに、一番届けたい言葉です。
周囲に頼ることで得られるメリット
上の子のお風呂などの見守りやお世話を周囲に託すことで、思いの外メリットを得られることがわかりました。
- 自身の心にほんの少し余裕が生まれる
(これ、育児をしていく上で実はとっても重要で。この「ほんの少し」の余裕で、人生がまたとんでもなく輝いて見えたりするんですよね。) - 子供の成長を感じられる
(客観的にわが子たちを見られるので、その時に気づくんですが…。意外としっかり自分を持っていたり自分で出来ることが増えていたりするんですよね。他の人に抱っこしてもらうところをみて、「大きくなったなー」と感じることも。) - こどもにとっても、特別な時間(経験)になる
(保育園でもそうですが、母以外の人との関わりも、その子にとっての財産(経験)となります。「じーちゃんに身体を洗ってもらったこと」も、「男同士の会話」も、温かい思い出となります。) - 周囲への「感謝」の気持ちが、強いエネルギーになる
(助けていただいた結果、母ちゃんとしても一皮むけてより明るく前進・成長できます。)
切迫早産で自宅安静/上の子のお風呂はどうする?今から出来る3つの方法まとめ!
今回は、切迫早産で「自宅安静」となった場合でも、
「上の子をなんとかお風呂に入れてあげたい」
という愛の深い大切なあなたへ
- 【体験談】ねちたろ一家の場合の「上の子お風呂事情」
- 体験を通して知り得た、上の子をお風呂に入れてあげるための3つの方法
- 一生懸命なママが、忘れがちだけれど、大事なこと。
をご紹介しました。
みんなで知恵を出し合って、「みんなで、子育て」していきましょうね(*´▽`*)