可愛い、愛しいわが子が経験する、たくさんの「はじめて」を一緒に迎えられることは、親の喜びのひとつです。
その中で今回は「はじめての海水浴」について
- 私自身の体験談や、
- 息子の8ヶ月健診の際に医師・保健師から直接いただいた助言
をもとにまとめていき、情報を提供させていただきます♪
もくじ
心と知識と、アイテムの準備を万全にして海水浴を楽しもう
- 「初めての海デビュー」は何歳から可能なのか?
- 赤ちゃんを連れていく際の「持ち物」
- 赤ちゃんを連れていく際の「注意点」
の順にお伝えしますっ(*’ω’*)
「初めての海デビュー」は何歳からいいの?
わが家の長男は1歳半の時に海デビューしました。
ちなみに海には浸かっていません。浜辺散策のみ家族で楽しみました。
長男の時は、自分なりにネットで調べてから海へ行った「つもり」でしたが。実際海に行ってからひやっとしたり、持ってくればよかったー!もっと調べてくればよかったー!と後悔した+情報の根拠がわからないために結局つかめないままモヤモヤしていたので、
次男の8ヶ月健診の際に
こどものスペシャリストたちに直接聞いてきました♪
モヤモヤが晴れてスッキリ(*´▽`*)漠然とした不安が小さくなれば、その分もっと親子の時間を満喫できますよね♪
さて、海デビューのタイミングについては
結論から申し上げますと・・・
A.「何歳という明確な決まりはない」です。保健師も医師も異口同音に答えていらっしゃいました。ただ、
- 移動時の赤ちゃんへの配慮や
- 赤ちゃんの皮膚への負担
- 赤ちゃんの体力
などを考慮すると「腰が据わってから」の海デビューをおすすめしますとのことでした。φ(..)メモメモ
しかぁーし!(´◉◞౪◟◉)
腰が据わっていてもこの時期に海水をあびさせるのはまだ早いとのこと。海水には塩分が多く含まれるので、赤ちゃんの薄い肌には刺激が強すぎるんです。さらに、
- 浅いところに座らせていても海は波がある為、座位も不安定になり危険リスクがある
- 貝や砂を加えたり海水を飲んでしまうなどのトラブルも考えられる
ので、一緒に海に行くことはできますが、海に入って海水浴・・・というのは
- もう少し大きくなってからか、
- (お肌については)短時間に抑え、すぐに洗い流してスキンケアをしましょう。
※「もう少し」って具体的には何歳からがいいのかと申しますと・・・。
医師の話では、(子どもの体力や皮膚状態にもよりますが)目安としては2歳前後なら比較的安心して連れていけるのではないか、とのことです。
その理由としては「皮膚も、体力(免疫力)も比較的丈夫になっている」からです。
このように、医師の発言でも、明白な答えはなく、曖昧です。しかしその理由は聞いて納得。
やはり見守れる環境の有無やこどもの体質、その日の体調など
一人一人違うため、どうしても一概には言えないのです(´◉◞౪◟◉)
海に浸かることも考えた上でおススメする「海デビュー」も、同じく2歳前後です。
これは私も経験して実感していますが
こどもって、ほら。時に
不思議な行動を
いきなり起こしてみたり
しますでしょう?(´◉◞౪◟◉)ネッ
- 「危ない」と教えたら危険を認識できる
- 砂やゴミを口に入れたりなどのトラブルが起きにくい
- 自分で立てる。歩ける(ベビーカーなどは場所によっては不便だったりします。)
- 手をつないで歩ける
- 肌も比較的丈夫になってきている
- 体調の変化を自身で(言葉で)訴えられる(赤ちゃんは泣くことでしか意思を伝える手段がありません)
などの理由があります。比較的、トラブルが起きる可能性も低く、親子で楽しめるのではないでしょうか。
(※海って、想像以上に【危険】がいっぱいなんです)
でも
下に弟や妹が出来た場合など、どうしても早めにデビューさせてしまうことになったりしますよね。行ったり来たりしてしまいますが、極論
「何歳でデビューさせるか」よりも、
親がこどもの安全を見守れる状況・環境を確保できるか、人手は足りるかなどの方が重要と言えます。
重複しますが、ひとりひとり身体能力・健康状態・理解力・性格なども違いますよね。その子に合ったタイミングで、かつ前もって、「持っていくと便利なアイテム・対策グッズ」などを準備して海デビューの日を迎えましょう♪
赤ちゃんを連れていく際の「持ち物」7つ
ここではオムツや着替えなどいつも持ち歩くものは割愛させていただき、「海に行く際に準備するアイテム」についてご紹介したいと思います♪
- 帽子
- 日焼け止めクリーム
- 大きめのバスタオルとタオルを数枚
- 飲料水
- 水(ポリタンク)
- 砂場セット(遊び道具)
- 扇子
1.帽子
出来れば首の後ろもすっぽり隠れるフラップ付きのものがいいですね!また、海は風も強い場合が多いです。顎ひもがついていると、飛ばされにくく慌てることも少ないです。
2.日焼け止めクリーム
大人でも日焼けをしてしまう時間は、赤ちゃんだとやけどをしてしまう可能性があります。(赤ちゃんの皮膚は薄いのです)必ず常備して、こまめに塗りなおしましょう。
3.大きめのバスタオルとタオルを数枚
バスタオルは、子どもが寝てしまった時などに使えます。
タオルは数枚要ります!汗を拭く際、洗ったとの手や身体を拭く際、ケガをした場合に傷口を絞めたり覆ったり拭いたりする際・・・・等大活躍します。
4.飲料水
大人である私たちも気づきにくい「脱水症状」や「熱中症」。こまめに水分補給を促すことで、予防・対策をしていきましょう!のどが渇いたと感じたら、すでに体に水分が足りていない状態になっています。大人も子どもも、少しずつこまめに飲みましょう。
5.真水(ポリタンク)
必須中の必須アイテムです。目や顔を洗ったり、手をゆすいだりケガをした部分を洗い流したり。多方面で活躍します。荷物としては少しかさばりますが、購入して後悔するものではありません!むしろ何度もたすけられます。今回のようなレジャーの場合はもちろん、災害に遭遇した際も活躍してくれるアイテムです。
6.砂場セット(遊び道具)
こどもって、砂遊び大好きですよね!まさかの、まさかで「行きたい」と言っていたはずの海に実際ついてみると、波を怖がってしまうお子さんもいるそうです。そんな時でも少しずつ海に慣れ親しめる機会のひとつとして活躍してくれるのではないでしょうか。
7.扇子
扇ぐものが必ず必要です。波打ち際にいたとしても、風があるとしても大人よりも体温の高い赤ちゃんには、とてつもない暑さです。夏の海はもちろん日差しも強いですが、砂浜からの照り返しもとっても強いんです。赤ちゃんを熱射病や脱水から守るためにも、持っておきましょう。
赤ちゃんを連れていく際の「注意点」・「心得」7つ
ここからは私の体験談を通して痛感した「心得」を7つ伝授させていただきます。
- まず、移動むっちゃ大変でっせって話。
- 衛生面は覚悟せよ
- 海水浴をする時間は制限せよ
- 前日・当日の体調には気をつけよ。必ず触って確認すべし
- 子どもから目は離すべからず
- 紫外線対策・脱水対策を徹底せよ
- 帰る前には必ず真水で洗い流すべし
1:まず、移動むっちゃ大変でっせって話。
これはどこへ行くにしても同じですが。移動時間めちゃくちゃかかります。なぜなら
赤ちゃんの体力、体調の変化、愚図り、トイレ、授乳の時間などを考慮してこまめに休憩する必要がある為です。距離的には移動時間が短いところでも、余裕を持って計画を立てる必要があります。
できるなら電車などを利用するよりも自家用車での移動の方が臨機応変に対応できやすいです。しかし、車での移動も容易ではありません。
夏の海水浴場はどうしても「渋滞」に引っかかりやすいのです。停まりたい時に停まれないこともしばしば。
親も、赤ちゃんも、大変でっせ。
ということを前もってお知らせいたします。
2:衛生面は覚悟せよ
海水浴のシーズンには「海の家」が開きますよね。
海の家は休憩所として活用できそうです。しかし、場所柄にもよりますが、音楽が大きな音で流れていたり、混雑していたり。赤ちゃんに優しい場所とは言い切れません。
授乳できる空間もなくシャワーやトイレも決して「衛生的」とは言えないところがあります。
人混みが気になる場合は、思い切ってオフシーズンを狙うのもいいかもしれませんね♪
3:海水浴をする時間は制限せよ
真昼間の炎天下は避けましょう!お昼近く~午後3時ごろまでは日差しが強く、赤ちゃんには適していません。また、この時間以外に海水浴をする場合も、こまめに休憩をとり、水分補給を行うなどして短い時間で楽しみましょう。
4:前日・当日の体調には気をつけよ。必ず触って確認すべし
前日に、ちょっと風邪っぽいなーなど少しでも違和感を感じた場合、今回の海水浴は控えた方が無難・安心です。「お出かけ」だけでも赤ちゃんやちいさなこどもにとっては大きなエネルギーが必要ですよね。肌や目にも刺激が強い海水浴へ行くのならば、なおさら気をつけてあげましょう(*´▽`*)
また、海水浴中も体調の変化に気をつけておきましょう。赤ちゃんやちいさなこどもは、体調不良に陥っても症状が重くなるまで自覚症状が無かったり、周囲に伝えることが困難な場合があります。目で見て、手で触って。
体温や顔色の変化にいち早く気づけるよう心がけましょう。疲れていないか、眠そうではないかなど、表情も見てあげてくださいね(*´▽`*)
5:子どもから目は離すべからず
当たり前のことなのですが、大切なことなので記述しました。
海は、危険がいっぱいです。
「ちょっと目を離したすきに」起こる事故や事件がたくさんあります。逆に言えば、目や手を離さないことでたくさんの危険からわが子を守れるのです。大切なわが子から目を離さないように気をつけましょう!
6:紫外線対策・脱水対策を徹底せよ
海風や強い紫外線、そして夏の猛烈な暑さで身体の水分がどんどん減ってしまいます。大人よりも体温の高い赤ちゃんやこどもの暑さ対策とともに、こまめに水分補給をこころがけることで脱水・熱中症対策をしましょう。
赤ちゃんの皮膚は、大人の3分の1ほどしかありません。びっくりする程薄いのです。デリケートな肌に、夏の強い紫外線を浴びるとやけど状態になってしまう恐れがあります。
日焼け止めクリームも水分同様にこまめに塗り直し、赤ちゃんの皮膚を守りましょう。
7:帰る前には必ず真水で洗い流すべし
ここでも活躍するのがポリタンクの真水です!シャワーよりも衛生的。
潮風のベタベタや、海水のざらざらを気持ちよく洗い流しましょう。(´◉◞౪◟◉){グッバイ!
なるべく早くに洗い流すことで皮膚の炎症などのトラブルを予防することができますよ♪
遊び疲れてしまうと思いますが、帰宅後のお風呂は絶対です!お肌と健康のためです。お子さんにも、もうひと頑張りしてもらいましょう。
海水浴って、意外と大変です。でも・・・
準備できることや心構えを前もって少し知っていれば、それだけで漠然とした不安が減り、
もっともっと親子で楽しむことが出来ます。
それでも親からすれば心配事も多く、帰った時に安心してどっと疲れがくることと思いますが(笑)
それもまた、「かけがえのない時間」。かけがえのないあなたとお子さんとの時間が
より安全に、和やかに。流れていきますよう、祈っています♪
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